最近、プログラミングやシステムエンジニアなどといった言葉をだいぶ良く聞くようになりましたね。
副業がブームのような時代ですから、自分も何か技術を身に着けたい!と思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、プログラミングなどはそうはいっても専門知識なので、独学でプロ並みの技術を身に着けることが難しい、独学に限界を感じてきたという人もいることでしょう。
そこで今回は、パソコンがあればどこでも受講でき、プログラミングの知識を得ることができるオンラインプログラミングスクールをいくつか紹介していこうと思います。
オンラインでプログラミングのスクールに通えて、そのままシステムエンジニアとして就職や、転職、フリーランスになるなどして、これまでの人生を大きく変えられる機会となるかもしれないので、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
オンラインプログラミングスクールのメリットとは?
まず、具体的なおすすめオンラインプログラミングスクールの紹介の前に、オンラインでプログラミングを学ぶ意味を考えてみましょう。
オンラインでプログラミングを学ぶメリットとしては、主に3つあります。
一つ目は、いつでもどこでも、PCとネット環境さえあれば学習が進められるということです。
働きながらや、家事、育児で忙しい方などはなかなか決まったある程度の時間を確保することが難しいこともあります。
そんな時に空いた時間でどこでも勉強できるオンラインプログラミングスクールはとても便利でしょう。
二つ目は、自分のペースで学習を進められることです。
中にはある程度日程が決められているスクールもありますが、通学型より圧倒的に自由度が高いです。
映像教材などであれば夜中にでも学習が進められるのは、忙しい方などは便利だと思います。
三つ目は、学習にかかる費用が比較的安く済むことです。
もちろん交通費はかかりませんし、通学型よりオンラインのプログラミングスクールは、それぞれコースなど違いはありますが比較的安価なことが多いです。
以上のメリットを踏まえたうえで、オンラインプログラミングスクールを選ぶ際に注目するポイントとしては、価格はもちろんのこと、スケジュールがどの程度自由が利くか、プログラミングを学ぶ上で避けられないエラーに対する質問受付の対応時間、自分の理想に確実に近づける言語やカリキュラムがそろっているか、モチベーションを維持するための対応がなされているかなどがあげられます。
それでは以下でおすすめのオンラインプログラミングスクールを紹介していきます。
侍エンジニア塾
侍エンジニア塾は、オンラインでプログラミングが学べて、なおかつメンターとマンツーマン形式というのが魅力のオンラインプログラミングスクールです。
オンライン授業を行うにあたり、モチベーションの低下が心配されることがありますが、その点侍エンジニア塾は専属のメンターと自分に合ったカリキュラムを用意してもらえて、教室での集団授業より学習効果が見込まれます。
また、カリキュラムの中で、受講生自身がオリジナルのWebサービスを、専属のメンターがしっかりとチャット対応しながら開発するため、転職や、これからのキャリアの形成のための確かな実績を作ることが可能です。
オンライン対応時間は8時~22時で、転職をサポートしてくれる制度もあります。
コースはデビューコース:168,000円(1ヶ月)、フリーランスコース:438,000円(3ヶ月)、ビジネスコース:698,000円(6ヶ月)、AIコース:580,000円(3ヶ月) / 980,000円(6ヶ月)などがあり、転職を成功させると受講料が無料になるなどの制度もあるので、気になる方は調べてみるといいかもしれません。
また、受講には対象年齢や、通勤可能時間などのその他条件があるので、気になるという方は確認してみてください。
TechAcademy
TechAcademyはさまざまなニーズに合わせた豊富なコースと教育実績を誇るオンラインで学べるプログラミングスクールです。
数え切れないほどの多種多様なコースがあるので、自分に合ったコースを見つけることができると思います。
ブロックチェーンやAIなど、最先端技術の学習ができるコースもあります。
こちらも無料相談でメンターの方に相談することができるので相談しながらどのコースに行くかを選ぶこともできます。
現役のプロが教えてくれるのはもちろん、転職サポートも充実していて、働きながら、自宅にいながら着々と転職へのステップを踏みたいという方におすすめです。
また、オンライン完結であるため、強制力に欠け、モチベーションが長くは続かないという問題に対して、techacademyは、カリキュラムを短期集中で行うことで、1人では続かない人のための対応をとっています。
オンライン対応時間が15時〜23時となっているので、仕事終わりに学習したい人向けになっています。
コースの例は受け放題コース:398,000円(24週間)、各種コース:129,000円(4週間)/ 179,000円(8週間) / 229,000円(12週間) / 279,000円(16週間)、エンジニア転職保証コース:298,000円(約3ヶ月、300時間)などがあります。
また、10日以内であれば全額返金保証もついています。
CodeCamp
CodeCampは7時~23時40分という柔軟なオンライン対応時間を有し、これまで2万人近くのエンジニアを育成してきたオンラインプログラミングスクールです。
全くの初心者の場合プログラミングを学習するといっても具体的な言語や、できるようになることなどがわからずコースなどを選ぶところから悩んで決められないということがあるかもしれません。
そこでCodeCampは自分のなんとなくこんなことができるようになりたいといった漠然としたイメージでもコースを選びやすい制度になっていてスムーズに学習を始められると思います。
また、オンライン授業なので、場所や時間を気にせずレッスンを受けられることはもちろん、オンライン完結でありながら質問対応などのフィードバックの即時性をチャット形式で解決しています。
具体的なコースと料金は例として各種マスターコース:148,000円(2ヶ月) / 248,000円(4ヶ月) / 298,000円(6ヶ月)、プレミアムコース(全言語受講可能):248,000円(2ヶ月) / 348,000円(4ヶ月) / 398,000円(6ヶ月)、プレミアムプラスコース(受け放題):398,000円(2ヶ月) / 498,000円(4ヶ月) / 698,000円(6ヶ月)などがあります。
無料で転職のサポートもしてもらえるので、全く違う職種から転職を考えているプログラミング全くの初心者の方におすすめのプログラミングスクールになりますね。
TECH::EXPERT
TECH::EXPERTは転職を目指すエキスパートコースを選択すると、転職が失敗したら全額返金などの制度を設けていて、受講生満足度98%を誇るオンラインプログラミングスクールです。
一度入学費(148,000円)を払ってしまえば、そのあとは月額14,800円でレッスン受け放題というコストパフォーマンスの高いスクールですね。
教室に通うこともできますし、オンラインで受講することもできます。
オンライン形式の学習完了率は5~10%といわれていますが、TECH::EXPERTでは専属のライフコーチが対面でカウンセリングを行い、日々の学習スケジュールのアドバイスや不安の解消を行うので、挫折し、途中でやめてしまう人が少ないのも魅力の一つですね。
料金は前述の通り、入学費:148,000円、月額:14,800円です。
オンラインの対応時間は13時~22時で、講師は基本的に実際に受講したTECH::EXPERTの卒業生です。
TECH BOOST
TECH BOOSTはオンラインを主にしながら渋谷で通学形式もとっている先端技術に特化したオンラインプログラミングスクールです。
エンジニアに向けたキャリアサービスを提供、展開している「Branding Engineer」が運営するプログラミングスクールとあって、AI・ブロックチェーン・IOTなど、最先端のプログラミングも学ぶことができるスクールになっています。
「Branding Engineer」はエンジニアの育成においても多大な成果を残しており、その経験を活かし作成されたキャリア形成を意識した無駄のないカリキュラムや、経験豊富なメンターによるメンタリングによって確実な成長が望めると思います。
基本的なプログラミング技術だけでなく、最近のトレンドをつかんだ先端技術を学んでみたいという方におすすめのスクールです。
しかし、ただでさえプログラミングにはエラーがつきもので先端技術ともなるとその壁にぶつかって、やる気をなくしてしまう人が多いですが、TECH BOOSTはそのエラーをいち早く解決するために、メンターにいつでもオンラインで質問が可能で、そのためプログラミングのエラーに詰まることなく、カリキュラムを進めていくことを可能としています。
各種費用の大まかな例は、入学金:219,800円(社会人) / 149,800円(学生)、月額:29,800円(社会人) / 19,800円(学生)で期間は最短3ヶ月からになっています。
また、オンライン対応時間は10時~22時で、講師は基本的に現役のエンジニアとなっています。
ヒューマンアカデミー
ヒューマンアカデミーは700種類以上という多彩なコースが用意され、スクール数や実績数も修了生数8.5万人以上という数字を残している国内最大級といえるオンラインプログラミングスクールです。
メンターとの担任制度や、オンライン型、その二つの併用型など、自分に合ったやり方を選ぶことができ、就職、転職の支援もしっかりとやってくれる専任キャリアカウンセラーが、求人の紹介から履歴書の書き方レクチャー、面談指導などを行ってくれて、企業説明会も毎月実施されているようです。
受講形式が決められない、これまでの実績がしっかりしているスクールを選びたいという方は、無料体験セミナーも行われているので、参加してみてはいかがでしょうか?
直接での指導ではないので、PC操作などの基本的な部分でついていけるか不安な方にも安心して受講できるよう、PC操作も詳しく解説したクオリティの高い映像教材を提供してもらえます。
受講形式の一例としては、WEBサイト制作基礎講座:21,000円(4単位)、Ruby on Rails講座:72,000円(8単位)、マークアップエンジニアコース:306,000円(24単位)などがありますが、他にもたくさんのコースがあるので、参考程度です。
また、オンライン対応時間は、平日10:00〜21:00/土日祝10:00〜19:00(質問受付24時間)となっていて講師は現役のエンジニアが務めてくれます。
CodeCampGATE
CodeCampGATEは、条件を満たせば受講料が全額返還され、実質無料でプログラミングが学べるオンラインプログラミングスクールです。
20代であり、また転職する事が前提となっていますが、その条件をクリアし、転職に成功すれば全額がキャッシュバックされ、実質無料でプログラミングスクールで学ぶことができます。
完全オンラインでの学習だと、転職が成功するかどうか不安な方がいるかもしれませんが、厳選された現役のエンジニアによるマンツーマンオンラインなので、しっかりとスキルが学べて、転職支援も理想のキャリアに向けたサポートが用意されています。
オフライン集合研修も用意されていて、東京の大崎教室にてオンライン学習のフィードバックも含めて、技術的な部分はもちろんのこと、エンジニア転職のトレンドやサービス作りについて幅広く学びながら、他参加者とコミュニケーションを取りながら学習を進めていくことも可能です。
また、提携している企業への紹介などの転職サポートも用意されていて、その就職が成功すると企業から紹介料をもらえることから、無料という形態が成り立っているので、転職支援は万全です。
現場でしっかりと役に立つトレンドにあった技術を身に着け、絶対に転職したいと考えている人には無料なわけですからおすすめです。
受講形式の例はPHPマスター(HTML5/CSS3, JavaScript/jQuery,PHP/MySQL):448,000円などがあります。
また、オンライン対応時間は24時間で、講師は現役のエンジニアです。
ポテパンキャンプ
ポテパンキャンプは豊富な実績と質のいい転職先、現役エンジニアによる効果的なカリキュラムを持つオンラインプログラミングスクールです。
具体的に転職先のどのような点が質がいいかというと、ポテパンキャンプが採用企業として取引を行っている企業がすべて事業会社であるということです。
事業会社とは、自社の開発したシステムやサービスで利益を生む形態をとっている企業のことで、別の企業から開発の依頼を受けてその成果報酬で利益を生む受託会社などよりも、自社サービスやシステムのみになるので、理解やモチベーションも上がり、転職した後の仕事のやりがいが違ってきます。
また、このポテパンキャンプは完了率が低いといわれる完全オンラインでありながら、全体的に評判がよく、レベルの高い学習が受けられます。
ですから、転職後の企業を、自社サービスやシステムを提供する事業会社にこだわりたいという方は、間違いなくポテパンキャンプがおすすめです。
受講形式の一例としては、選抜クラス キャリアコース:250,000円(3ヶ月)、選抜クラス ビギナーコース:300,000円(4ヶ月)、オープンクラス:100,000円(2ヶ月)などがあります。
Dive Into Code
Dive Into Codeは、ペアプログラミングという、より実践に近い形の学習方法で開発経験を積むことができるオンラインプログラミングスクールです。
就職の支援も充実していて、基本的にプログラミングスクールは企業へ育成した人材を紹介することで紹介料をもらって運営されていますが、Dive Into Codeはその紹介料を一切もらっていません。
なので、本当に忖度なしに優良な企業を紹介してくれるので、転職、就職を考えている方は要チェックなスクールになりますね。
オンライン学習になるとペアプログラミングなどの複数人で共同してプログラミングを行う経験が難しくなる部分がありますが、このDive Into Codeは独自のシステムでオンラインでのペアプログラミングも可能にし、通学コースとのクオリティの差が出ないようなカリキュラムになっています。
受講形式の一例としては、Webエンジニアコース-就職達成プログラム:入学金 100,000 円 受講料 498,000円、Webエンジニアコース-新規事業創造プログラム:入学金 100,000 円 受講料 498,000円などがあります。ただ、オンラインはWebエンジニアコースのカリキュラムしか受講できません。
また、オンライン対応時間は営業日の13時~19時で、体験会などもあるので気になる方は調べてみてください。
デジハリONLINE
デジハリONLINEはオンラインコースで動画形式の教材を提供してもらえて、自分の好きな時間に動画で簡単に学習することが可能なオンラインプログラミングスクールです。
Web、CG、映像、プログラミングの通信講座「デジハリ・オンラインスクール」
講座形式だとオンラインでもメンターのスケジュールに合わせて受講しないといけないので、いつでも自分の好きな時間に…とはいかないものです。
しかし、デジハリONLINEは動画教材なので、いつでも受講することができ、通学が困難な地方/海外在住の方や、まとまった時間の確保が難しい育児・介護中の方、副業を始めたいという方などに幅広く利用されているスクールになっています。
オンラインではおろそかになりがちですが、通学不要でありながら、講師による質問・添削・就転職のサポートが充実していて、制作スキルだけでなく、企画・ディレクションのノウハウや、戦略的な提案に役立つマーケティング、フリーランスとして独立するためのマネジメントなど幅広いカリキュラムで、受講生の理想の姿に確実に近づけると思います。
受験市場でいう大手予備校!といったイメージで基礎的なプログラミングの知識からWebデザインなど幅広く学べて、価格も比較的安く、オンラインプログラミングスクールの定番といえるのではないでしょうか。
コースの一例では、DreamWeaver/CSS3/HTML5講座:73,440円、WorPress入門講座:95,040円、JavaScript講座:66,960円、PHP講座:95,040円、Webアプリ講座:95,040円などがあります。
まとめ
今や、オンラインでプログラミングを学べる環境はたくさんあります。
しかし、上の例を見てもらってもわかるように、プログラミングスクールごとに、扱っている言語や、受講できる技術に違いがあります。
一部、受講料が無料になるなどの制度を設けていることもありますが、「転職」が条件になっていたりと、スクール側も慈善事業ではないので、しっかりと確認する必要があります。
ですから、プログラミングなどの技術を学んだあと、自分がどのように生きていきたいのかなどしっかりとしたビジョンをもってスクールを選ぶことがまず大切であるということですね。